レンタルするAEDを選ぶ時、音声ガイダンスが聞き取りやすいものを選ぶと良いとされています。確かに知識を持たない人がその場に居合わせた時に仕様書等を見ながら操作するのは困難ですので、音声による誘導はあった方が良いです。機能があれば良いという人もいれば、話すスピードにもこだわった方が良いという人もいて、必要な機種はそれぞれの環境によっても異なるのがポイントです。新たにレンタル契約を結ぶ時には、そのAEDを使う場所を考慮しながら機種を選定すると必要な機能が見えてきます。
音声ガイダンスはレンタルのAEDに基本機能としてついています。それと同時に必要になるのが、パネル表示のガイダンスであり、大きな音楽や騒がしい音が聞こえる場所では音声よりもパネルの方が重宝することも多いようです。パネルは見やすくて大きいものが望ましく、デザイン的な面では見やすい位置についていることが重要です。また、直観的に操作できるような誘導になっていることも選ぶポイントになりますので、実査に見て使っているところを想像しながら選びましょう。
選定では、詳しい人よりもあまり慣れていない人に任せた方が初心者向けの機種を選べます。緊迫した現場では、冷静な状態を保つことが難しく、音声をしっかりと聞いているつもりでも頭に入ってこないことが少なくありません。パネル形式なら逐一確認しながら次の処置に進むことができ、間違うのも防げます。機種選定で一つの基準となるのが耳マークであり、これは耳の不自由な人にも配慮されている製品です。
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